火曜日, 12月 18, 0019

神戸ルミナリエ



 今年も行って来たわけで。。。
当時、会社が神戸だったので、たまには真面目にルミナリエについて考えてみた。


 神戸震災のあった95年から、鎮魂・追悼・復興を願って、開催されているのだが、今年で13年目、多くの来場者が訪れる巨大イベントとなっている。
基本的には募金や、神戸地方くじの「ルミナリエくじ」が運営資金なわけなのだが、毎年赤字で、そろそろ本格的に、資金が底を尽いてきたらしい。
毎年赤字が4,000万円以上出ており、当初、多くあった資金(繰越金)も残り1,300万円程度。
その為、毎年クリスマスまでだったルミナリエも、今年は期間短縮され17日まで。
いよいよ、このスタイルで展開するのも無理なのかもしれない。
いっそのこと、いつの間にか薄らぎ、中途半端な状態になっている震災の鎮魂・追悼・復興をばっさり切り捨て、ルミナリエとは別イベントとし、ルミナリエは有料イベントとして展開するべきでは無いのか?
震災後初めてルミナリエを見て、神戸の復興に涙を流した者としては寂しいかもしれないが、それが現状、解答なのかも知れない。