木曜日, 6月 05, 0020

ミスト

 ミスト(THE MIST)見に行く
見に行くんやなかった、映画終わって明るくなっても、観客みんな無言。。。
ホラー物やと思って来てたラブラブカップルなんて、言葉も無く、顔の上の方、線が入っています。
フランク・ダラボン監督に謝ります、「ごめんなさい、僕ら甘えていました。」
しばらく映画見たく無いです。。。




ここから
先は
ネタばれと
なりますので、
見に行く
予定の人は
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閉じましょう。




で、ストーリーは
田舎町に住む主人公が、台風が去った日、その息子とマートへ買い物へ行ったところ、突然町が山から降りてきた霧に覆われます。
しかも、その霧の中には謎の生物が潜んでおり、出て行く人々が片っ端から襲われ、閉じ込められたマートの中は混乱と疑心暗鬼に支配されるって話です。
で、ストーリは単純、SF考証もええ加減なのですが、何がすごいって、映画のストーリーが読めてきたところで「こうなると悲惨やよな、けど映画じゃそれはやらんやろう。」と思わせといて、それを直球で思いっきり投げつけられます、中盤から後半までずっと投げ続けられ、心身とも憔悴しきったところへ、ラスト、剛速球で投げつけられてノックダウン。。。
スティーブンキング(原作者)は読むので、ストーリーが救いよう無いこと知っていたのですが、映画版はラストが変更されており、それ以上酷くなっています。
私たちの年代だとスティーブンキングと言うと「キャリー」とか「シャイニング」ちゅードロドログログロした作品の原作者なのですが、今の若い人たちにすると「スタンドバイミー(これも原作の死体描写はナニなのですが・・・)」、「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に」の爽やかな作品の原作者ってイメージなんやろうなぁ。
若いねーちゃんやカップルのブルーな顔がなんともいえず、作品内容表していました。